勤務形態と残業手当の有無
長距離ドライバーは慢性的な人手不足に頭を悩ませていて、引く手あまたの状態となっていることから、求人募集も多く出ています。一見するとどこを選んでも同じように感じられますが、企業ごとに細かい条件が違っているのでしっかりと見極めなくてはいけません。応募をする上で特に重要となるのが勤務形態と残業の有無です。長距離ドライバーは文字通り遠方に荷物を送り届ける仕事なので、1回の配送に数日掛かってしまうケースも少なくありません。また、道路の混雑状況によっては帰りが遅くなってしまうこともあります。応募をする時は、1ヵ月当たりの勤務日数だけでなく、万が一残業をした時の手当の支給の有無についても確認しておかなくてはいけません。
ペナルティを含めた雇用契約
求人に応募をする時に忘れてはいけないチェックポイントが雇用契約です。長距離ドライバーの仕事は、同じ業務内容と勤務時間でも得られる収入が会社によって細かく異なります。例え1万円程度の違いであっても長く務めることでその差額は大きくなっていくので、いくつかの会社をピックアップして比較検討しなくてはいけません。もう一つ気を付けなくてはいけないのがトラブルが起きた時のペナルティの条件です。配送などの荷物を送り届ける仕事は時間厳守が基本です。どんな事情であっても時間に遅れれば会社の信用問題になります。こうした理由から、遅延や荷物の破損などのトラブルが起きた時に担当のドライバーにペナルティを課す会社も少なくありません。ドライバーの求人ではこの点も大事なポイントになります。